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交響曲第5番 (グラズノフ) : ミニ英和和英辞書
交響曲第5番 (グラズノフ)[こうきょうきょくだいごばん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

交響 : [こうきょう]
 (n,vs) reverberation
交響曲 : [こうきょうきょく]
 【名詞】 1. symphony 
: [ひびき]
  1. (io) (n) echo 2. sound 3. reverberation 4. noise 
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [ばん]
 【名詞】 1. (1) watch 2. guard 3. lookout 4. (2) bout, match (sumo) 5. (3) (one's) turn

交響曲第5番 (グラズノフ) : ウィキペディア日本語版
交響曲第5番 (グラズノフ)[こうきょうきょくだいごばん]

アレクサンドル・グラズノフの《交響曲第5番(こうきょうきょくだいごばん)変ロ長調》作品55は、1895年4月から10月にかけて作曲された。この作品で再び伝統的な4楽章構成に戻っているものの、主題の推移は回避されている(ちなみにグラズノフが4楽章制から離れたのは、交響曲第4番だけである)演奏時間は約36分。
以下のように古典的な4楽章構成をとる。
#Moderato maestoso - Allegro
#Scherzo. Moderato
#Andante
#Allegro maestoso

「英雄」との別名を持つように、全般的に明朗な性格と鮮やかな生命力が漲っており、グラズノフ自身、この作品を「沈黙の響き」「詩の建築」と評した。ブラームス風の重厚で勇壮な第1楽章、メンデルスゾーン風の軽妙洒脱な第2楽章、シューマン風に内向的で感傷的な第3楽章というように、ドイツ・ロマン派音楽に作品のモデルを見て取ることができる。賑々しい終楽章では、民俗音楽に特徴的な旋律やリズムが素材に使われており、にわかに民族調をかもし出している。
この作品は、セルゲイ・タネーエフに献呈された。1896年11月17日サンクトペテルブルクの貴族会館における第2回ロシア音楽演奏会にて初演を迎え、作曲者本人が指揮を執った。ライプツィヒの新聞は、この作品を「非常に深みがあり」「才気煥発である」と評し、スケルツォ楽章が聴衆に好評であったと報じた。
1934年1月26日日比谷公会堂における新交響楽団(現在のNHK交響楽団)第135回定期公演にてエマヌエル・メッテルの指揮により日本初演が行われた。
== 楽器編成 ==

*フルート3、ピッコロ1(3rd フルート持ち替え)、オーボエ2、クラリネット3、バスクラリネット1(3rd クラリネット持ち替え)、ファゴット2
*ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、チューバ1
*ティンパニシンバルトライアングルバスドラムグロッケンシュピール
*ハープ
*弦五部


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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